どこへ行っても話題はオリンピックのことばかり。うんうんって頷いているけど実はそれほど興味がない。私はもともと熱心にスポーツ観戦をするタイプではない。もちろん、見れば応援するし、それなりに楽しいと思う。選手をすごいと思うし、称えもする。ただ、なんとなく「ニッポンを背負ってる」演出のにおいがあまり好きではない。もちろん誰でもが名前や顔を知っている人が出場していればその人を応援するだろう。見ている人が日本人なら、応援する選手も日本人なのは自然なことだろう。でも、テレビをつけると、3位とかで悔しがっている選手の姿、映像を繰り返し放映している。へえ、じゃあ1位と2位はどんな試合をしたんだろうかと興味を覚えるのだが、そこに日本人がいなくて、よほど日本でも有名な選手がいないとその試合の内容はほとんど伝えられない。3位で悔しがっている選手に罪はない。実際悔しいだろうし。ただマスコミにとっては「がんばれニッポン」という演出の方が大事なのだ。日本人がそういう演出を望んでいるからだ。1位と2位の日本以外の選手の試合を長々と放映すると、たぶんクレームが来るんだろう。

 それは海外で大きな事件が起こっても「犠牲者の中に日本人は含まれていません。」という報道を最後に、そのニュースがまるでなかったかのように終わってしまう。あのときの違和感に似ている。

ボクがカンボジア人になったワケ

 朝日新聞デジタルのこの記事を読んだとき、興味をもった。カンボジア人猫ひろしをどれだけの日本人が応援するだろうか。自己ベストの2時間27分というタイムは、更新ができたとしても上位に食い込むタイムではないのは明らかだ。

 日本人は、相変わらず彼の行為そのものを批判するんだろうか。それとも名前や顔を知っている日本人の一人として応援するだろうか。ただの無名の一選手として他の外国選手と同じように扱われるのだろうか。彼はこの状況でどんなタイムを出すのだろう。マラソンの中継は見てみたいと思うが、見える時間帯に放映されるんだろうか。

 15日女子マラソンがあったらしい。たっぷりオリンピックに紙面を使っている新聞の記事を探すと「福士の14位が最高」という小さな見出しをようやく見つけた。「女子マラソン」という大きな見出しすらない。他の競技に比べてあまりにも扱いが小さい。優勝したのはケニアのジェミマ・スムゴング(Jemima Sumgong)選手で、タイムは2時間24分4秒。今年のロンドンマラソンの覇者であり、ママさんランナーで31歳のベテラン選手だった。ケニアというとマラソンに強いイメージがあるが、意外なことにオリンピックの女子マラソンではケニア初の優勝だそうだ。

 こんな記事を見つけた。メダルどころか惨敗の女子マラソン。できることはなかったのか?

 男子マラソンは21日(日)らしい。注目したい。

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