古くからの船乗りの家には気圧計がある。我が家も元は船乗りの家だった。盤面のガラスは大きくヒビが入っているため、正確ではない可能性がある。それでも大切に使われていたんだと思う。船で使っていたものを、あとで家に置くために箱を手作りしたものと思われる。手動の針は錆びついていて動かないが、概ね現在の気温と気圧はわかる。気圧が下がっていると、天候がこれから荒れるのかなと思う。

 幼いころ、羅針盤も見た記憶がある。そうそう捨てるものでもない。家のどこかにはあるのだろう。現代はレーダーがあるし、なんでもデジタル化している。しかし、現代の機器は5年で陳腐化する。車だってそうだ。技術が高度になればなるほど、陳腐化するのが早い。高価なくせに消耗が早いのだ。このままでいいとは思えない。きっと、これからはシンプルなものが生かされる時代になるのではないだろうか。

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