岡野貞一記念館

今日、ある人から「どうして鳥取には岡野貞一さんの記念館がないんですか。」と詰問された。「詰問」である。厳しく問いただされた、諭されたといった口調であった。本当に郷土の偉人として真剣に考えているの?と。

わらべ館にコーナーみたいなものはあると思う。しかしもちろんメインではない。歌の碑や、生家やゆかりの地には何か立札のようなものはあるだろうか。生誕130年とか、故郷100年とかイベントは時々行われる。どこかに石碑のようなものはあるのかも知れない。が、記念館のようなものは聞いたことがない。どうしてだろうか?

試しに「鳥取 記念館」でググってみる。上位には「鳥取二十世紀梨記念館」がいくつか出てきた。水木しげる記念館、植田正治写真美術館、コナン記念館、砂の美術館、河本緑石記念館、吉田璋也記念館、西河克己映画記念館、アジア博物館・井上靖記念館、亀田正一記念館樸の家、琴櫻記念館、・・・これくらいしか出てこない。もしかしたら、鳥取って全国で一番記念館の少ない県なのかも。そりゃまあ、所詮ハコものだから、なんでも作ればええっちゅうもんでもないんですが。ちょっとこれは少ないかもと思った次第です。特にその詰問の方、長野の高野達之記念館には行ったらしく、当然のことながら「故郷」が歌われたり、演奏されたりしていたそうです。

3 comments on: 岡野貞一記念館

  1. 清水通男
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    高野貞一氏が鳥取県出身ということは知っていました。鳥取市の「わらべ館」も行ったことがあります。鳥取市は多くの作曲家を輩出しているのですね。
     「ふるさと」を作曲したのは知っていましたが、わが母校の県立上田高校校歌も作曲しているというのも最近知りました。鳥取とは縁があります。

  2. ocarina
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    清水通男様、コメントありがとうございます。長野は「故郷」の作詞をした高野辰之氏の故郷ですね。そうですか、岡野貞一の作曲した校歌のある高校があったんですね。確かに縁がありますね。

  3. 曽我部 員義
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    音楽は生活の友と心得る団塊世代のロートルです。中でも学校で覚えた唱歌は胸の奥底に住まっている懐かしい旧友です。特に”春の小川””朧月夜””紅葉”など岡野貞一作曲作品が大のお気に入りで彼には以前から強い興味を抱いていました。先日、ネットで購入した”岡野貞一作品集”という冊子の中に”岡野貞一先生の顕彰について”と題したプリントが付帯しており、そこに、「唱歌”冬景色”も岡野作品である」という記述を見つけ大変驚きをおぼえました。というのは、一般的にその作品は作者不明になっているが、私も予予そうではないかと推測していたからです。彼の曲には讃美歌の持つ優しさと彼自身の人柄からくる温かみが感じられる。”冬景色”にはそれがある。私の推測はまだあります。春、秋、冬と季節を謳っているが、夏がない。未だその曲は特定までいきませんが、きっとあるに違いない、そう確信していますが如何でしょうか。

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